間違った物件を買っちゃうと、家族構成にも、生き方にもそぐわない、ちぐはぐな家に、ずっとガマンして住むことになる。  「家を買う」ところで失敗すると、その損やダメージから立ち直るのは大変。
そうならないためには、20代のうちはお金を貯めて殖やすことに専念し、家族構成や生き方がほぼ固まる40歳前後で買うのがいい。 私は独立してから家を買うまでに、何回か引っ越して、自分(や家族)にピッタリくる住まいや立地を研究した。
みなさんにもこうすることをお勧めする。 これが不動産を見る日につながるのだ。
家を買う時の住宅ローンは、年収の4倍が上限。  20代では家を買うべきではない、という理由は、さっきお話ししたとおりだ。
 だが、買わなくても「家を買う時のマネープラン」については、具体的なイメージを持っていてほしい。 そうでないと、何かの拍子に、間違って買ってしまい、とんでもない返済計画で破綻するということがあるのだ。
恐ろしいけど、そういう人をたくさん見てきた。  まず、買える家の値段だが、税込み年収の5倍が目安だ。
夫婦で収入があるなら合計していい。 ただし、いずれは(子どもができた時などに)妻が仕事を辞める予定なら、夫の収入だけで考えるべきだ。
仮に年収400万円なら、2000万円のマンションということになる。  次に頭金の額。
頭金とは、最初に現金で支払う家の値段の一部のこと。 家の値段の最低2割が必要だ。

まともな金融機関だと、住宅ローンは家の値段の8割までしか貸してくれない。 それ以上借りようとすると、金利が高い、手数料が高いなど条件が悪くなってしまう。
それに、その後の資金繰りなどを考えても、頭金2割のラインは死守しないと、返済が大変だ。  ローンは年収の4倍以上は借りない。
頭金は最低でも2割用意。 ローンの返済は、収入の25%までに抑える。
計画を立てる時はローン以外の出費も計算してみる。 ローンは定年(ふつう60歳)までに払い終わるようにする。
預貯金で準備するのは、頭金だけでは不足だ。 家を買う時は、金融機関への手数料や登記費川などの税金がかかる。
新築でだいたい5%。 中古を買うなら10%は見ておこう。
頭金と合わせると、家の価格の25〜30%の現金が必要ということだ。

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